今回の総裁選でさらけ出されたことは

それはズバリ国会議員は国民に寄り添わなかったことだ。即ち選挙区から選ばれながらその声を聞かず、安倍政権や派閥のトップの意向に従ったことが明白となった。このような議員には国政を担う資格がないと断言してよい。以前からもその事例が見られ一つ例を挙げれば議員増員法案やカジノ法案などを強行採決しておきながら、選挙区に帰っていった言葉は「言語道断で許されない」とあっと驚く発言をした。選挙区の有権者の70%が反対しているのも関わらずである。いかに地元の声を聞いていないかが分かる。兵庫選挙区の議員の投票先を紹介すると西村康稔、盛山、関、大串、山田、松本、山口、鴻池、の8人が安倍に、卑怯な態度で表明せずが藤井、谷、末松の3人、唯一常識を示し石破氏に入れたのが渡海紀三朗氏である。このことをしっかりと記憶にとどめて次回の選挙で厳しく断罪をしよう。国民の声を疎かにする者は代議士でも何でもない。地元の祭りや総会に顔を出すが自慢話をするだけで意見を聞かずにいそいそと次の会があると言って退席するような者はダメと言ってよい。