他力依存型政治の安倍晋三政権では明日の日本は拓けない

ご承知の通り安倍政権は自らリスクを懸けて果敢に国政を拓こうとする意思は全く見られない。どうしようもない総理が誕生したものだ。それも6年間に亘っておりさらにこのままでいけば無為無策という空間が続いてしまう可能性もある。その姿勢はすべて言葉遊びのパフォーマンスでしかなく内政はともかく自慢げに語る外交においても成果はゼロで尻拭いもせず放置しその上にまた汚物を重ねてしまっているのが実態。これを元に戻すには相当な時間を要することになるだろう。先ず経済ではデフレから何一つ脱却できずアベノミックスは失敗が明らかになった今その原因は貿易面で米と中依存体質であること。拉致問題でも安倍は自ら切り開こうとせず米と韓に頼み込む有様。さらに安価な労働力を求めるため外国労働力に依存する体制づくり。これらはすべて長期視点を考えず目先だけで対応しているからだ。国民受けするにはどうすれば良いかという薄っぺらな思考力しか持ち合わせていないからだろう。何事も解決するためには自ら泥をかぶる覚悟がなければ相手は動かないものだ。安倍の育ちが致命傷となり、汗と涙を経験しない者が総理になれば自ずからこの結果を生んだと言っても過言ではない。わが地にも安倍の顔入りの立て看板がありそこには「明日の日本を切り拓く」とあるが住民は嘲笑気味に「明日の日本を切り裂く」の間違いではないのかと言っている。この男には自力エンジンを備えていない役立たずの無能者であろう。菅や麻生、甘地、茂木やその取り巻きの面々を見ても分かろうと言うもの。割と支持が高いと言われている若者たちは表面の心地よい言葉に騙されているように思う。もっと深い意図を探って欲しい。私から言えば国家主義の独裁体制づくりを目指して言論や人権の自由を束縛して統制を強める覇権社会を目指しているとしか思えない。恐ろしい戦時体制を想起される安倍と自民党の動きが感じ取れる。共謀罪法や特定秘密法そして安保法制などの国会成立を見ても分かると思う。湯でカエルにならないよう今ストップをかけなければ取り返しがつかなくなることだけは肝に銘じておくべきである。