安倍晋三は国民にとって超危険人物

次代を担う若者は未だに安倍晋三の正体を見抜けないでいるのではないか。安倍の支持層を年代別に見てみると20~30代が他より高いことが分かっている。安定した生活が送れることがその理由だと言うがそれよりも最も重要な危険要因があることを見逃しているようだ。すなわち国民の個々の行動をつぶさに監視する措置を感じられないように巧妙に進めていることだ。その端緒となったのは秘密保護法である。把握すると同時にその内容は政府が恣意的に隠蔽と廃棄を独自判断できると言うもの。具体例が先ず官僚の異論者を徹底的に把握する、マスメヂィアを監視し反対機関を排除する、沖縄の辺野古埋め立てに反対する勢力を個々の人物まで情報把握する等々その統制はますます強めている。同じ国民人種でありながら容赦なく分断を図っているのである。権力を暴力的に使い個人の人権を蔑ろにして国家権力を絶対的なものにしようとする企みである。憲法9条を改正しようとしていることからも分かろうと言うもの。その前提としてすでに解釈改憲集団的自衛権を容認した安保法制を改正した。今回の丸山議員の戦争で北方領土を取り返したい旨の発言に対しても安倍自民党けん責決議案という非常に軽い処分しか出せなかったのはこの丸山の趣旨に賛同しているからであろうことは推測がつく。若者たちはあの悲惨な戦争を体験していないから目先の甘い言葉に乗ってしまうのである。好戦的安倍自民党を許せばこの若い世代はまたもや戦場に送り出されることになるかもしれない。この国のかたちを地味に着々と目指しているのが安倍晋三に他ならない。国家優先の独裁体制にNOと言わなければならないのは若者なのに。残念だ。