いじめの隠蔽と教育委員会のお粗末さ

次代を担う子供達がいじめに遭っている事例が各地で頻発している。そうした現状に教育委員会は直視せずただこと無かれ主義に徹し子供たちの教育を放棄してただ可愛いのは自分だけの保身に奔る。教師の使命とは何かを忘れてしまっている悲しい現実だ。そこで問題なのはいじめとの因果関係が明らかでないと記者会見を行うのは決まって教育長であり教育委員会を代表する委員長は顔を見せない。最高責任者である者がコメントを出すのが当たり前だろう。第三者委員会に調査を委ねる方式を採っているがこんな無駄な調査をする必要はなく、民間から委嘱された教育委員が既に存在しているのでここで調査できるのである。この委員には頻度の割に過大な報酬を税から支給しているにもかかわらず月数回の会議に出席するだけであり現状は名誉職である。この時こそ実のある仕事をしてもらいたい。そしてもう一つ釈然とせず疑問に思うことは加害者側の生徒と保護者が全く報道されないことだ。思いつめて自殺に追いやっておきながら生徒の対処と保護者ぐらいは謝罪会見をさせるべきではないだろうか。事が死に至らしめている重大事犯でもあるからだ。なぜこんなことが政治行政そして法曹界が黙っているのだろうか。何かその裏があると勘ぐらざるを得ない。