兵庫県知事選が二年後に迫る

 もう官僚出身者が知事に就任することはなんとしても阻止しなければならない。なぜかと言えば地方政治の主権を蔑ろにして中央集権体制を頑なに固執しようとする国の政治体制にどっぷり浸かっている者が地方のトップになっても国の画一方針つまり金太郎飴の如くどこを切っても同じ模様にする考えに従属して地域の独創政策に取り組もうとしない実態は他の官僚出身の知事の政治を見ても明らかである。地方の独自性を発掘してそれを発展に結びつけようとする熱意は全く感じられない。これ等の知事たちは総じて地域住民を見ずに国の顔色を見るだけで行政をすすめる怠慢さが目に付く。国の政治に従順としておけば選挙になれば支援してもらえると踏んでいる。そこには地方の発展のためには自己に不利となるリスクは避けあえて挑戦しないよう無難な姿勢に心掛けているのである。それを証拠に地方創生に力を入れると強調しておきながら未だに権限と財源を地方に委譲せず相変わらず国が介入し続けているから大した成果は上がっていない。そんな体質を植え付けられた官僚が地方にきても何の役にも立たないことがわが兵庫県を見ても一目瞭然だと分かろう。県政150年という記念の節目に就任しておきたいだけで5期20年も務めてただレガシーを求めただけなのである。近畿の中で第三位の位置づけから奈良に取って代わられ第4位に陥落してしまっい魅力を失いさせてしまった。今頃になって人口減対策に力を入れていきたいとは聞いて呆れるばかりでこれまで何をしていたのか。恥を知れと言いたい。またもや官僚出身副知事を考えているようだが大阪のように発展を期すのであれば是非とも官僚阻止を図らなければならない。雄県兵庫を取り戻すためにも。