我が誇っていた日本国はもはや国家の体を成していないことが明白となってきた

かって日本人は勤勉と深い思いやりの国として世界各国から敬愛をもって絶大な信頼を得てきた。それがどうしてか安倍晋三という訳の分からない人間によって全てぶち壊して備えていた美徳を葬り去ろうとしている。その根底にあるのは独自の民主主義の精神の破壊である。これまで法律は最低限の規定に収め、それ以外は人の道とは何かを教えられ忠実に守ってきた優れた社会生活であった。戦後法を犯した大きな犯罪はあったにしろほとんどはモラルで解決してきた。模範となるべき国会もその責任を強く自覚して先導してきた。したがって国会議員が不祥事を犯せばたちまち責任をとって辞職をしていった。これが従前からの政治の姿であった。一転今の政治はどうだろうかと問えば真逆のかたちを呈している。その象徴が安倍晋三の最初の驚くべき発言である。政治というものは通常の常識では通用しない、法律に違反していなければ良くモラルなんか無くてもよい。つまり権力を持てばやりたい放題であると言ってるようなもの。恐ろしいことを言ってると当時はそれほど心に留めていなかったがところがその言動が現実のものとなってしまった。今の安倍の政治を見れば三権を手中に収め、黒を白に、白を黒にしてしまう犯罪まがいの手法を駆使し、加えて人の道を逸脱することに躊躇いも感じないデタラメでペテン政権が誕生してしまった。嘘と隠蔽で血税で私腹を肥やすとんでもない冷血総理を選んだのは戦前の帝国・軍事政権をめざす極右翼を中心とした自民党である。それに僅かの票を欲しいばかりにくっ付いているのが公明党であるから笑ってしまう。自民の暴走を止めると言った置きながら結局は結託してしまう有権者の裏切り行為を平然とする。宗教団体も右翼の仲間入りとは恐れ入る。以前までは自民公明を支援してきたが安倍になってからはその意欲は無くしてしまった。民意と道を無視したからだ。こんな男はすべての政策をやっても信用されないし成功していない結果が証明している。