年金100年安心はまたもや国民を騙した

原発は安心と言っておきながら原発事故が起きた。その後始末に100年がかかると言う。これと同じ事態が年金で繰り返されるとはどういうことなのか。このいずれも誰一人も責任をとらないではないか。原発はそれでも推進すると言うし、年金は破綻するので生活は自己責任でやってくれととんでもない無責任発言をした。それも財務省金融庁が報告書で明らかにする始末。記者がさらに突っ込みを入れると驚愕の言葉が出てきた。年金は我々が知ったことではない、所管は厚労省であると。それだったら所管外の財務省が口をはさむなと言いたい。安倍政権は権力を行使し、国民に嘘をバラマキ、異論者には徹底して口封じの圧力をかけ、嘘を正当化させてしまう戦中の軍官僚とそっくりとなってきた。こんな政権に乗っかかっている中心が30代までの若者だから将来の危険社会の到来を何も考えていない。こんな暗黒政権の正体がまだ見抜けないことに忸怩たる思いがする。湯でカエルの如く最初はいい湯だなと鼻歌を歌っていたが気がつけば湯が高温となって死んでしまう結果が目に見えている。あなたたち高齢者が心配することではないと言うだろうが孫やひ孫たちの時代を思うと居ても立っても居られない心境だ。安倍晋三の描く将来の日本は極右翼の基本理念とする個を犠牲にした国家主権の統制社会である。言論と基本的人権に制約をかけるためもうすでに手を打っている。その代表的なものが憲法自衛隊を明記する内容に従来は必要最小限としたものを「必要」としたこと、今一つは緊急事態条項であり、非常時に首相は立法権、財政権、自治体の命令権を与え、国民に命令に従う義務を課すとしている。このことによって専守防衛ではなく簡単に外国に派兵することが可能となるばかりではなく個人の人権を無視し、首相が国家権力を使い場合によって徴兵制に至る軍国へ展開することが現実味を帯びてくる。軽~い不発花火に騙されて洗脳されないよう安倍の正体を読むことだ。あの敗戦の惨めさを今一度勉強することが求められる。若者よ早く目覚めよ。右でも左でもない無党派層が言うのだからきっちり受け止めてもらいたい。