井戸敏三知事の政策無見識

わが兵庫県知事は常にこんな言葉を発していることには驚きはしないがまたもや政策の見識の無さを露呈してしまった。知事としてお粗末この上ないし無策でいつまでも居座っている現実に有権者は無言を貫く異常事態となっている。このようななかで無視できないこんなことが起こった。県と明石市の連絡会の場で井戸敏三知事が「近隣の自治体に迷惑をかけている。個性を失わず総合的なまちづくりを進めてほしい」と厳しい指摘をした。これに対して泉市長は人口増は他都市からの流入だけでなく赤ちゃんもどんどん生まれている」を反論したようだ。このやり取りに素直に客観的な見方をすれば人口増対策は喫緊かつ中長期の最重要課題で各地で知恵を絞り様々な方策を掲げ実行している。明石市もこれにもれず汗を流し保育所整備や子供食堂など安心して子育てをしてもらおうと各種施策を先進的に進めている。その結果今の人口増に繋がり県勢の発展に貢献している。ところが井戸氏のこの発言は許しがたい暴言ではなかろうか。在任期間17年間の長期であるにもかかわらず震災後始末を差し引いても5国の魅力づけは何もせず放置同然であったではないか。それを証拠に近畿2府4県のなかで訪問流入者は大阪京都に次ぐ位置から今や4位に転落してしまった。連絡会でコメントを言うならば他市町の模範となるものでご尽力に感謝しこれを拡げていくように県としても環境整備に努めていきたいというのが常識であろう。自分の無策を棚に上げて人を批判するいつもの資質は健在だ。大阪に対して変な競争意識からか大阪の先進政策に常にイチャモンをつけ批判してきたことからも分かる。兵庫にとって甚大な損失を被ったがこんな知事を当選させた責任はとりもなおさず我々有権者である。殆どの国の官僚が知事や市長に天下りした者は決まって事なかれ主義や保身それに加えて国に染まった依存体質と上から目線から抜け出すことが出来ない。従ってそこには独自性な施策などは生まれない。全国の官僚知事などを見れば紛れもなくその通りであることがよくわかる。泉市長さん頑張ってください。