日本郵政も親方日の丸の官僚体質

かんぽ生命がこのたび致命的な失敗を犯してしまった。謝罪の会見をつぶさに見ていると郵便局の最前線を統括する日本郵便の社長の姿勢はとても謝罪の気持ちは感じられず上から目線で保険加入者の側に立っていない姿を露呈した。そしてこの場に最高責任者であるこの二社を統括する日本郵政のトップがいなかった。株式の半数を持っている政府がこの人事を行っており恐らく安倍追従者の官僚天下り献金元の大企業OBがその職に就いているものと思われる。それが加入者よりも自己の利益を優先させる民意無視の歪んだ資質が見てとれる。夫婦でかんぽ保険に加入しているが入院・手術の保険金支給が出なく、他の保険会社では支給されることから大きな差異を感じた。制度がそうなっていると言われるがそれではきちっと説明をするべきと思う。もう貯金も保険も郵便局は利用しないとなってしまった。