安田順平氏が解放されたことに思うこと

3年余りにわたって拘束されていた安田氏が解放されたことに日本国民にとって喜ばしいことである。親族にとっても同じ思いであろう。しかし一方では聞くところによると高額な身代金を支払ったと報道されている。本人は危険覚悟でシリアに入国したことも事実である。実態を報道することは極めて重要である。が一歩間違えれば日本はもちろん他国にも甚大な迷惑と影響を及ぼすことになる。従って以前日本政府は危険地域に行くことを控えるようにと通達を出していたのではないか。身代金にしても日本国が実質支払うことになるのではないだろうか。本人を始め親族関係者は日本国民に対してその思いをいつまでも持ち続けてもらいたいものである。今、安田氏をマスメディアは英雄扱いをし、又、安倍官邸も救出の成果を誇示していることに何かすっきりしない念を抱かせてしまうのが気がかりである。もやもやした世の中である。