東大卒で固めた官僚の歪さ

記憶力抜群で東大に入学し卒業した者がつい最近のことでも記憶がないといっていることに強い違和感を覚える。そうであるならばもう国家公務員の資格がないと言わざるを得ないし採用すべきではない。国家の敵である。なぜこんな事態を招くのだろうか。その理由は明白である。国家国民のため高い志を持って入省したところ根性がひん曲がった先輩東大卒による洗脳によって骨抜きにされ、その結果寄らば大樹の陰の下、出世欲と金欲まみれとなってしまっている。ただ政権に擦り寄ることが目的化していることから国民の視点を無視するという政治屋と利害が完全一致してしまった。その実例は今話題となっている官邸官僚という言わば官僚が政治屋とがっちり手を組みウインウインの歪んだ関係が築かれてしまっていることにある。つまり正常な国家公務員としての使命を果たしていないことである。政治と公務員の役割が違うのである。こうした関係を断ち切るため早急にやるべきことは東大閥を解消し、全国の国公私立大学の有為な人材を採用しバランスを均衡させることだ。そうすれば切磋琢磨する精神が生まれその活力が国の発展に資することになるだろう。この方策がすべて解決策と言っているわけではないがすぐ着手する手段となり得る。