若者有権者は安倍晋三の怖さを感じていない

安倍政権を支持している年代別に表した数字があるがそれを見ると若い層ほど極端に高い支持を得ている。それは今の世相を端的に表しているように思う。パットしたパフォーマンスだけに強い関心を示す傾向があるからではないだろうか。つまり心地よい言葉に左右されやすく内容やその方向性の考えなどを脇に置いてしまう傾向にあるのではないか。若い者たちに注意したいのはこの国の将来をどのように描くのが幸せにつながるのかもっと関心を持ってほしい。今の政権になってから国のかたちがあらぬ方向に導かれているように感じる。具体例を挙げると権力の私物化が進んでおり分かりやすく言えば権力者が国民の金つまり税金を自分で稼いだ金でないから誠に粗末に扱い血税の意識が無いこと。更に問題なのは異論を全く受け入れない独裁政治の体制づくりに着々と積み上げ、民意を無視するなど民主主義を破壊しているのが実態である。自由にものが言えなくし人間を束縛する戦時中の言論と物を統制する戦争のできる方向に向かわしめていることは間違いない。私はもう後期高齢者だから良いがこれからの日本を担ってくれる人たちには心してかかってもらわなければならない。朝ドラで戦中の状況を映じているが何も大げさではなくほぼ実態を表しており、個々の人権や言葉などは無視し戦いに勝つことだけを優先する国家を全体意見とするもの。個々の意見を封じ込める社会体制である。現在の安倍自民党政権はこんな国づくりに進めていることに留意して選挙で貴重な一票を投じてもらいたい。私にもかわいい孫がいるからこそ残酷な目に遭わせたくないのである。