ポスト安倍が混沌

ポスト安倍とは我々国民から遠いところで議員間で駆け引きが行われている。総理大臣は国民の代表であるにもかかわらずである。そうであるならば国民の一票を投じて直接選挙で選ぶべきではないだろうか。菅が人気が高まったとか二階が菅に接近したとか、岸田は優柔不断でレースから後退したなど報道が飛び交っているが我々国民にはタッチさせてくれない異常状態が延々と続いている。この事態の欠点はいくつもあるがその最大は議員の投票で決まることから選ばれた総理は国を代表する重責であるにもかかわらず議員の利益誘導を最優先し国民の意志を無視することにある。国民の投票という直接選挙とすれば議員に媚を売っては何の利益にもならず自ずから国民の民意を重視することになる。沖縄問題は決して軽視できず今のような民意を無視して埋め立てを強行できないだろう。安倍政権の嘘、隠蔽、改竄、データ不正などのデタラメ政治は国民はNOを突きつけとっくに退陣していることは明らか。自民党が提案している4条件は決して受け入れられず、首相公選制や首相の解散権の制約(内閣不信任案可決のみ認める)、権限と財源を地方自治体に委譲し、国は外交、防衛、通貨、生活保護基準など全国的なルールなどを担うとした地方分権一括法(成立から20年経過しているにもかかわらず政治屋と官僚が反対していることからいまだに実現していない)などとする統治機構改革を憲法に明記するべきである。民意を無視し、民主主義を破壊し、権力が法より優先させる無法社会づくりに突っ走る安倍晋三自民党公明党政権ではすでに社会の混乱を来している。首相公選制で選ばれた総理大臣の下で憲法の審議を行うべきであり今のデタラメ首相では大反対である。